給食だより 8月

 いよいよ夏本番!!ついつい冷たい食べ物を選んでしまいがちですが、この夏を元気で過ごすためには身体は適度に冷やし、胃腸は温かく保つことが大切です! 夏野菜たっぷりのスープなどはいかがでしょうか。

8月は食品衛生月間です
食中毒予防の3原則は『つけない』『増やさない』『やっつける』
 厚生労働省では、8月を「食品衛生月間」と定めています。気温や湿度の上昇により食中毒のリスクが高まる時期ですので、正しい手洗いや食材の取り扱いを心がけ、食中毒の予防に取り組みましょう。正しい手洗いの方法などは、厚生労働省のHPでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。

食中毒予防の原則:食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。
 細菌による食中毒を予防するためには、
・ 細菌を食べ物に「つけない」 
・ 食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・ 食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」 
という3つのことが原則となります。

ウイルス性食中毒予防の4原則
 ウイルスの場合は、食品中では増えないので、「増やさない」は、当てはまりません。ウイルスは、ごくわずかな汚染によって食中毒を起こしてしまいます。
 ウイルスを食品に「つけない」を確実に実行するためには、調理者はもちろんのこと、調理器具、調理環境などの調理場全体がウイルスに汚染されていないことがきわめて重要になります。そのようなウイルスに汚染されていない調理環境をつくるには、調理場内にウイルスを「持ち込まない」、仮に持ち込んだとしても、それを「ひろげない」ことが大切です。
 ウイルスによる食中毒を予防するためには、
・ ウイルスを調理場内に「持ち込まない」
・ 食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」
・ 食べ物にウイルスを「つけない」
・ 付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」
 という4つのことが原則となります。
<厚生労働省のホームページより複写>

熱中症対策を!! 水分補給は、【早めに・こまめに】を意識しましょう。
 室内にいて発汗が少なくても「のどが渇いた」と感じた時にはすでに脱水が始まっていることがあります。一度にたくさん飲むのではなく、少量ずつこまめな水分補給が大切です。大量に汗をかいた時は、真水よりも吸収率に優れ、適度な塩分と糖分を含む経口補水液やスポーツドリンクがオススメです。外で遊ぶ際は塩飴なども活用しましょう。

旬の野菜トマト:今ではすっかりおなじみとなった、リコピンやβ-カロテン、ビタミンA・Cを豊富に含まれているトマト。酸味であるクエン酸には、食欲を増進し、疲労回復を助ける効果も!!
 生でサラダにしても、加熱してスープにしても美味しく、栄養もしっかり摂れるので、夏バテや夏風邪の予防にもおすすめです。