給食だより 10月
実りの秋、スポーツの秋です!
また、一年中で一番食べ物の美味しい季節です。
子供のころから食べ物の旬を知り、旬の恵みを味わうことは、豊かな感性や味覚形成にとても重要なことです。毎日の食卓に旬の食材を取り入れ、楽しい時間を過ごしましょう!
積極的に鉄分をとろう!
鉄分は、血液を作るうえで必要となり、成長期には欠かせない栄養素です。鉄分が不足すると「疲れやすい」「息切れする」などの症状が現れます。鉄分は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分類できます。
体内で吸収されにくい非ヘム鉄は、ブロッコリーや大根といった野菜や果物などに多く含まれるビタミンC、クエン酸、たんぱく質などといっしょに摂取すると吸収力がアップします。ヘム鉄と非ヘム鉄とをバランスよく摂取するようにしましょう。
鉄分が多く含まれる食材
・ヘム鉄:肉・魚・レバー
・非ヘム鉄:豆類・納豆・小松菜・ほうれん草
目に良い食べ物は?
10月10日は目の愛護デーです。「10」と「10」を横にしてみると眉と目の形になることが由来だそうです。目の健康のために良い食べ物をとり入れて、目に良いビタミンのほか魚にも含まれるDHAやブルーベリーのアントシアニンも目の健康に効果的です。
・ビタミンA (緑黄色野菜・レバー・バター)----目の乾燥を防ぎ、働きをよくする
・ビタミンB1 (レバー・豚肉・ウナギ・麦)----目の神経の働きを正常にする
・ビタミンC (緑葉色野菜・果物・さつま芋)----目の充血を防ぐ
旬の味 さつまいもの栄養
さつま芋は芋類の中で1番食物繊維が多く、風邪予防になるビタミンCや不足しがちなカリウムも含まれています。
特にビタミンCはさつま芋1本でリンゴの5倍以上!ビタミンCは熱に弱いですが、さつま芋のビタミCはでんぷんに包まれているため、ほかの野菜に比べて熱に強いです。

