【第2回】親ができること!「食事」と「運動」のベストバランス(親野智可等先生講演会より)
子どものタイプが「生まれつき」だとしても、親にできることはたくさんあります。その一つが、子どもを取り巻く「良い環境」をつくってあげることです。今回は、体と脳を育てる「食事」と「運動」のバランスについてお話しします。
食事は「手作りの義務感」より「親の笑顔」
栄養バランスの良い食事は大切ですが、忙しい毎日の中で無理に時間をかけて料理を作り、そのストレスで子どもを叱ってしまっては本末転倒です。親のストレスは子どもに伝わってしまいます。
ときには電子レンジで「チーン」と済ませる日があっても構いません。最近はAIを活用して「簡単で、無添加で、栄養バランスが良い食事」と検索すれば、便利なミールキットなどもたくさん見つかります。賢く活用して「楽」と「良いもの」のベストバランスを目指しましょう。
腸は「第2の脳」
ただし、楽をしたいからといってジャンクフードばかりになると、子どもの「腸内フローラ(腸内環境)」が悪化してしまいます。
- 腸内環境が良いと:血流が良くなり、腸内で「セロトニン(幸せホルモン)」がたくさん作られるため、穏やかで落ち着いた気持ちで過ごせます。
- 腸内環境が悪化すると:キレやすくなったり、集中力が出なくなったりする弊害があります。
運動すると「頭が良くなる」!?
運動をすると、幸せホルモンやドーパミンが出て自律神経が安定するだけでなく、脳にも素晴らしい効果があります。
NHKの番組「人体」でも紹介されていましたが、運動して新しくできた筋肉からは、「記憶力を増強せよ」というメッセージ物質が出ることが分かっています。その物質が脳に伝わると、脳の神経細胞がニョキニョキと新しく作られます。つまり、運動をすると記憶力が良くなり、頭も良くなるのです。
上手に食事の手を抜きつつ、親子で楽しく体を動かして、心も脳も健康に育てていきましょう。
親野 智可等 先生 講演より

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