心のバトンと、小さな思いやり
トイレでとても心温まる姿を見かけました。一人の年長さんが、乱れていたスリッパを一つ一つ、自分の手で丁寧に並べ直してくれていたのです。誰に言われたわけでもなく、みんなのためにスリッパを整える姿は、本当に立派で素晴らしいものでした。
嬉しかったのは、その後のことです。次にトイレに入ってきた子が、きれいに並べられたスリッパを見て、先ほど並べてくれた子の気持ちをしっかりと汲み取るように、自分が脱いだスリッパを美しく揃えて置いていきました。
最初に進んで素敵な行動をしてくれた子、その想いを受け取って繋いだ子。子どもたちの間で、美しい「思いやりのバトン」がしっかりと繋がった瞬間でした。
トイレのスリッパを揃えるということは、次に使う「見えない誰か」への大切な思いやりです。特別なことでなくてかまいません。まずは「自分が使ったスリッパを、次に使う人のために並べられる子」を、ご家庭と一緒に温かく育てていきたいと感じています。


-300x225.jpeg)