折々に思うこと その17
先月の19日(金)に第1学期の終業式を行いました。
まだ少し肌寒い日もあった4月初旬から、うだるような暑さの7月下旬までの約4か月、集団生活を通して、クラスや園にも慣れ、少しずつ成長を感じさせた子ども達でした。
自由あそびの中で「仲間に入れて!」に対して「いいよ!」が返せるようになった年少さん達、先生のお話を最後まで体操座りで静かに聞けるようになった年中さん達、グループ活動で意見交換ができるまでになった年長さん達、個々の差はありますが、給食も目標の時間内で多くの子が食べられるようになりました。
七夕の短冊にも「ブロッコリーが食べられるようになりますように」と綴った子どもも。
終業式の翌日、20日(土)、21日(日)の2日間、年長さん達を対象に「お泊まり保育」を実施しました。
これは、寝食を共にして子ども達同士や先生達との親睦を更に深めることと、親元を離れて2日間生活することを通して自立心の芽生えを育むことをねらいとしたものです。
20日は午後から登園し、オリエンテーション、国旗・園旗掲揚、カレー作り、スカイ割り、夜の集い(花火観賞)、夕食、シャワー等の活動をこなしていきます。
活動前には不安を訴える子どもも数人いましたが、始まってしまうと、覚悟が定まったのか、普段にも増して生き生きと活動ができていました。
この体験を糧にして、来る2学期は、続く大きな行事でお手本になってもらいたいと思います。
さて、夏休みに入って既に10日以上が過ぎました。
それぞれのご家庭ではどのよな家族模様が繰り広げられているでしょうか。
終業式で子ども達に話したことが実行されているか、観察していただけると有難いです。
① いつものように寝て、いつものように起きましょう。
② 朝・昼・晩の3度の食事をしっかりとりましょう。
③ 1日に1度は太陽の下で汗をかきましょう。 この3つのことができたら、きっと、長い夏休みも健康に過ごせると思います。
子ども達は声をそろえて、私の話に「はーい!」と返しましたので、時折チェックをお願いします。
心身ともにたくましく成長するための基本となることです。
先日、県の幼稚園協会の研修に先生達と参加しました。
午後の講演で心療内科の先生から、「ストローク」という言葉を教わりました。
これは、分かりやすく言うと『ある人の存在や価値を認めるための言葉』というような意味だそうです。
以下のようなものがそれにあたります。よければ実践をされてみてください。
〇ほめる 〇励ます 〇誘う 〇ねぎらう 〇お礼を言う
〇感謝を伝える 〇賛成する 〇許す 〇親の間違いを謝る 等。